CMSを選定する際はどんなデザインのモバイル版HPを作れるかを最重視する


モバイルアクセスが8割を占めるケースも出てきている

ガラケーと呼ばれる通話機能に特化した携帯電話が主流だった頃は、パソコンを通じてインターネット接続をする人が大半でした。しかし、2000年代後半に日本でもスマートフォンが発売され2010年代に入って普及が進むと、大きく情勢が変わっていきます。2010年代半ばあたりから、大半のホームページにおいてPCよりスマートフォンでアクセスしてくる人のほうが多い状態となりました。さらに2010年代後半ともなると、モバイルアクセス率が7割を超えて8割くらいにまで達してきているホームページもでてきています。そういった状況の中、世界最大のサーチエンジン運営企業は、モバイルアクセス向けのレイアウトに対応しているホームページを優先的に上位表示させていく方針を表明しています。逆に言うとモバイルアクセス用レイアウトに対応していなければ高い順位を獲得できないため、CMS選びにおいてはモバイルレイアウト対応のものにまず絞る必要があります。

PC版のデザインが悪くても気にしない

企業がホームページを開設する際は、ある程度PC版のデザインクオリティにもこだわる必要があります。しかし、個人がホームページを開設するのであれば、そんなにPC版のデザインにはこだわらなくても良い時代になってきています。もしPC版のデザインが良い一方でモバイル版がいまいちなCMS、PC版はいまいちながらモバイルレイアウト・ナビは優れているCMSがあるなら、後者を選ぶのが得策です。もっと言うと、PC版のレイアウトが使い物にならないレベルであってもそれは無視し、モバイル版のクオリティが高いのであればそのCMSに決めてしまっても問題ありません。

レスポンシブwebデザインは現代では必須の技術です。様々なデバイスからアクセスが可能ですのでレスポンシブは必須の時代になりました。